医療法人啓林堂クリニック 泌尿器科皮膚科 福岡県福岡市早良区原8-2-26 電話092-873-7877

爪白癬(水虫)について

啓林堂クリニック泌尿器科皮膚科 福岡市早良区

  • ● 爪にはいくつかの病気がありますが、一番多くみられるのが、爪白癬で、これは水虫の一種です。
  • ● 爪白癬は、もともと足の水虫をもっていて、これを、そのままにすると、しだいに拡大して爪の中へ入り込みます。白癬菌は、爪のケラチンという成分を栄養としていますので、爪の中で繁殖することはあっても、自然に消失することはありません。
  • ● この爪が菌の供給源となって、体のほかの場所に感染して、ぜにたむし(体部白癬)、いんきんたむし(股部白癬)、しらくも(頭部白癬)になることもあります。また人(特に家族)にうつす可能性もあります。
  • ● 症状としては、爪の濁り、肥厚、変形がみられます。水虫特有の痒みや”じくじく”などの自覚症状はみられません。
  • ● 診断は、患部の爪を少し削って、顕微鏡で観察し、白癬菌の有無を調べます。
  • ● 爪の内側にいるので、塗り薬を上から塗っても、爪の中までは、薬の作用は届きません。そのため、爪白癬の治療には、塗り薬ではなく内服薬が用いられます。
  • ● 最近の内服薬は、一日一回の内服でかなりの効果が期待できます。
  • ● 内服期間は3ヶ月から半年程度、人によっては1年程度かかる場合もありますので、根気よく治療する必要があります。また、定期的に採血するなど、副作用のチェックも必要です。
  • ● 1ヶ月に1週間内服、これを3回繰り返すパルス療法という治療法もあります。
  • ● 爪の肥厚や変形がひどい場合は、爪を削ることをお勧めする場合もあります。
  • ● 家族に感染している人がいたら、同時に治療する必要があります。自分だけ時間をかけて治したとしても、また、家族からうつることがあるからです。

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